【取り扱いプラント機器②】テーブルフィーダー

皆さん、こんにちは!


化学工場プラントなど、大規模な工場で使わなくなった機械の買取や販売を仲介している弊社が、記事内において具体的なプラント機械の概要について紹介いたします。


今回紹介するプラント機器:【テーブルフィーダー】




■テーブルフィーダーとは



テーブルフィーダーとは、タンクの下部に設置する機械であり、粉体を扱うプラントでは必要不可欠となっています。ホッパーの底部には撹拌翼がついており、撹拌翼を回すと粉体の原料がホッパーから排出され、次のプロセスの機械へ供給されます。撹拌翼がゆっくり回るよう設計されていることで、定量での排出が可能です。


テーブルフィーダーは、粉体のうちブリッジ・フラッシングを起こしやすいものや、繊維質が多い粉体に多く使われます。ちなみに、ブリッジとは、ホッパーの排出口で粉体がアーチ状になり詰まってしまう現象です。フラッシングとは、流れ込みの現象を指しており、フラッシングを防ぐには適切な対策を講じる必要があります。


スクリューフィーダーでは、供給できる粉体が限られているほか、ロータリーバルブでは粉体の圧力で詰まってしまう可能性があります。テーブルフィーダーはこれらのリスクが少なく、安定した定量供給が可能です。また、ホッパーとの接続口径を大きくすることで、ホッパーの容量を保ったまま全高を低くできます。



・プラント工場内における、テーブルフィーダーの使用例


プラント工場内において、テーブルフィーダーは実にさまざまな粉体を排出できます。ほかの機械では排出が難しい粉体でも可能です。


特に、粉の大きさにばらつきがある粉粒物体は、テーブルフィーダーの活用メリットが高まります。配合肥料や肥料の原料となる、魚粕・ぬか・塩などを排出する際にも、テーブルフィーダーが適しています。これは、粉流物体の質量にばらつきがあっても、テーブルフィーダーは遠心分離による偏りのリスクが少ないためです。物体が偏らないことで、安定した分離が可能です。


肥料の原料以外にも、ペットフードの原料・菜種・フスマ・コーヒー粕・お茶粕・しょう油粕・乾燥汚泥・木片チップ・細断フィルム・樹脂ペレット・塩ビ粉砕品・タングステン・ホウ酸・酸化ネオジウム・水酸化コバルト・芒硝・RDF・三酸化アンチモン・無水石膏・タングステン・塩素ダストなど、実に多彩な粉体が排出できます。また、細かい針金がわずかに動くことで、羽毛など線状・繊維状の原料もしっかりと排出されるのです。


このように、テーブルフィーダーはあらゆる粉流物体を扱うために不可欠となっています。一方で、完全排出が必要な場合は、別途対策を講じなくてはいけません。




■【買取業者様の選び方】メリットが大きい!買取でテーブルフィーダーを処分!



今までプラントで使ってきたテーブルフィーダーを処分することになったとき、経営者様がまず気になるのはコスト面ではないでしょうか。テーブルフィーダーはとても大型の機械であり、処分にかかるコストが高くなると想像されるかと思います。


プラント用機械の買取を業者へ依頼することで、処分にかかるコストから買取価格を差し引けるうえ、買取価格によっては利益が出る可能性もあります。買取業者を選ぶのに、どのようなポイントをチェックしたら良いのか、迷ってしまうという経営者様もいらっしゃるでしょう。


買取業者を選ぶためのポイントをご紹介しますので、参考にしてみてください。



・プラント用機械をメインに扱っている業者を選ぶ


中古機械の買い取りを取り扱っている業者は数多くありますが、売りたい機械をメインに扱っている業者を選ぶことが大切です。例えば、プラント用機械を買い取って欲しいのであれば、ブランド用機械をメインに扱っている業者を選ぶといった具合です。


買取業者は、買取実績が多い機械について深く精通しており、適切な買取相場も把握しています。このため、正確な価格での査定が期待できるのです。特に、創業から年数が経過している業者は、買取実績や保有情報が多く、古い機械であっても価格相場を理解しています。



・誠実な対応をしてくれる業者を選ぶ


最初に会った時の業者の印象や査定の時の対応などにも、しっかりと注目しましょう。お客様に対応する社会人として、言葉遣い・礼儀・身なり・所作などをわきまえていない業者は、機械を大切に取り扱ってくれるか・査定価格は適切なのかなどについて不安に感じるでしょう。



・ネットワークが広い業者を選ぶ


お客様や同業者と広いネットワークを持つ業者は、買い取った機械を即時に販売できる可能性が高く、高額査定が期待できます。また、同業者とのネットワークが広いと、同業者から信頼されているという証になるため、安心してやり取りができるでしょう。




■不要になりましたテーブルフィーダーは、査定・撤去費用無料で芝工業が買い取りいたします



プラントの廃業や、生産する製品の変更など、さまざまな事情により今まで使ってきたテーブルフィーダーを使わなくなることもあるかと思います。今後使う予定がないにもかかわらず、プラント内に置いたままにしておくと、機械の劣化が進んでしまいます。これに加え、現場の稼働可能範囲が狭くなり、プラントの生産性が下がったり、テーブルフィーダーに固定資産が発生したりするなどのデメリットも起こるのです。


プラント用機械は、買取に出したいと思ったときが、高額査定を期待できるベストなタイミングです。再稼働の予定がないようでしたら、関東でプラント機器の買取・販売を手掛けている芝工業までお気軽にご相談ください。弊社は見積り・撤去費を無料で承っており、できるだけコストを抑えてテーブルフィーダーの処分をお手伝いいたします。



・査定~撤去作業まで、全工程を同じ会社で引き受けてくださるか


買取業者の中には、買取以外の解体・撤去作業などを外注しているところもあります。この場合、外注先に対して中間マージンが発生するため、余分な費用がかかってしまいます。さらに、お客様からのご要望がうまく情報共有できず、トラブルが発生するリスクも高まります。


芝工業では、解体撤去から機械買取までワンストップでご提案しておりますので、余計なコストをかけずにお客様のご依頼を可能です。査定を担当する社員へ、お客様のご要望をありのままに共有いたしますので、安心してお任せください。



・販売ルートの数や実績の豊富さ


販売ルートが多いと、多種多様な種類や状態のプラント機器を扱い販売できる可能性が高いことを意味しています。また、プラント機器の解体・撤去作業には、現場の状況に合った技術力が必要です。適正な査定金額の算出にも、プラント機器についての専門知識と買取経験が求められるため、実績の豊富さも重要なポイントです。


芝工業は、平成12年の設立以来、リピーターとしてご利用いただいているお客様も多数いらっしゃいます。販売ルート・買取実績ともに豊富であり、お客様のニーズに柔軟に対応いたします。



■【まとめ】


今回紹介してきたテーブルフィーダーをはじめ、芝工業では各種プラント機械の解体・買取をお受けいたします。神奈川県藤沢市を拠点として、関東圏を中心に豊富な実績を持っております。


買取後の撤去作業まで、全て弊社のスタッフが対応し、お客様には最後の確認をいただくのみで作業が可能です。徹底した安全対策のもと、豊富な経験と実績で培った高品質なサービスをご提供いたします。


使わなくなったプラント機械が売れるかどうか見てほしい・先に査定だけして欲しいなど、プラント機械の解体・買取に関するお悩みを持つ担当者様は、どうぞお気軽にお問い合わせください。