株式会社芝工業は神奈川県藤沢市を拠点に、化学工場プラントなどで使わなくなった機械の買取・販売サービスを行っております。
関東圏のプラントを中心に、無料お見積りのため、お客様の元へ出張いたします。
買取時の撤去費も無料となっております。
詳しくは、下記のページをご参照ください。
「スクリューフィーダー」は、工場で扱う粉体や粒体の原料を送り出す搬送機器で、粉粒体を扱う幅広い業界で便利に使われています。
しかし、長年にわたってスクリューフィーダー使い続けると、どうしても大きな劣化や故障が起きてしまいます。
スクリューフィーダーが劣化して故障のリスクが高まっているときや、ライン変更で新たなスクリューフィーダーを導入するときには、古いスクリューフィーダーの処分を検討しましょう。
この記事では、不要になったプラント機器の扱いにお困りの方に向けて、その処分方法をご紹介いたします。
■スクリューフィーダー・輸送機とは
「スクリューフィーダー」とは、粉末や粒体の原料を自動で送り出す工業機械のことです。
粉粒体の原料は水平の状態での搬送に大きな手間がかかります。
しかし、スクリューフィーダーを導入すれば水平や鉛直など任意の勾配で粉粒体を自在に移動させられるようになります。
回転運動式供給機の一種であるスクリューフィーダーには、円筒またはU字状のトラフ※が付帯しています。
※「トラフ」:機械の一部に設置してあるケース(とい,樋)のこと
U 形・円筒・箱形などがある。
参考サイト:粉体工学用語辞典「トラフ」
このトラフには、らせん状の羽根が付いた軸が設置されており、これを回転させることによって粉体や粒体の移動が可能となります。
スクリューフィーダーは基本的には、スクリューコンベアと同じ機構になっています。
内側の原料供給用スクリューを回転させて粉粒体を効率よく搬送できるのが、スクリューフィーダーならではの魅力です。
スクリューフィーダーの羽根の形状には、シングルのもののほかワイヤコイル状のスクリュー、ツインスクリュー、パドル状スクリューなどがあります。
粉末や粒体の性質にはさまざまなタイプがあるので、状況に応じて羽根を取り替えながら使うことになります。
例えば顆粒やペレットのような原料を扱うときにはシングルタイプを使いますが、凝集性の高い粉体を扱うときにはパドル状のスクリューが最適です。
顔料のような粘度が高いものを安定供給したいときには、ツインスクリューを使用するのが一般的です。
また、スクリューサイズの直径や巻ピッチなどを変えれば、粉粒体原料の供給量も自在に調整できます。
スクリューフィーダーを導入すれば、あらゆるタイプの粉粒体原料を安定的に搬送することが可能となります。
そして用途に応じてその羽根を変更することで、より便利に活用できます。
■スクリューフィーダーを処分するシチュエーションとは?
スクリューフィーダーは使い続けるうちに劣化していきます。
長期間使い続けた場合、スクリューフィーダーの故障が起きることも、時にはあるかもしれません。
スクリューフィーダーが故障していない場合でも、耐用年数が超過しているのなら早めに買い替えなどの対処をしたほうがよいでしょう。
故障してから買い替えるとラインが止まってしまう恐れがあるので、リスク軽減のためにも工業設備の状況を細かくチェックしておきましょう。
ほかにも、プラントの大規模なライン変更を実施したケース、新しい生成品を受注したケースでは、古いスクリューフィーダーなどの機材が不要となることもあります。
また、プラントにおいて受注ロット数が大幅に増加し、今のスクリューフィーダーではさばききれなくなったときには、より効率のいい大型機材への買い替えなどの対処が求められます。
上記などの理由で不要になったスクリューフィーダーは、そのまま工場内に置きっぱなしにしていると邪魔になり、固定資産税の課税対象にもなって毎年の経費圧迫要因にもなってしまうため、早めに処分しておきたいものです。
■「スクリューフィーダー、もう使わない・・」どう処分しよう?
スクリューフィーダーの処分を委託するときには、産業廃棄物処理費用がかかるのが一般的です。
まずは業者に問い合わせるなどして、処理にどれだけの費用がかかるのかを確認してみましょう。
また、スクリューフィーダーの処分は、その機械を製造または販売した企業に依頼できることもあります。
新たにスクリューフィーダーを購入したときには、古い機器の下取りに対応してもらえる可能性も考えられます。
しかし、すべての企業が古い機器の処分や下取りに応じているとは限りません。
古いスクリューフィーダーを処分できないまま新たなスクリューフィーダーが納品されると、工場のスペースは圧迫されてしまいます。
かといって、スクリューフィーダーは粗大ゴミとして処分することもできません。
事業用の機械は産業廃棄物として扱われるため、自治体のゴミ回収に出すことが認められていないのです。
もしも一般ゴミとして自治体の回収に出した場合、廃棄物処理法違反に問われることもあるので十分な注意が必要です。
そこで、スクリューフィーダーのような事業用の機械は、産業廃棄物処理ができる専門業者に引き取ってもらいましょう。
古いスクリューフィーダーを処分したいときには、工業機械の引き取り処分に応じている業者に早い段階で相談しておくのが安心です。
中には、廃棄物の引き取りだけでなく買い取りに対応している業者もあります。
比較的使用期間が短いものや不具合が少ないものであれば、思わぬ高値がつく可能性も考えられます。
工業機械をよりお得に処分したいのなら、買い取り対応を行っている専門業者に相談してみましょう。
■スクリューフィーダー、不要になったものは、芝工業がワンストップで買い取り対応
芝工業は、スクリューフィーダーをはじめ、不要になった各種工業機械の買い取りに対応している専門業者です。
工場に設置する大型の機材には固定資産税がかかります。
故障したり古くなったりした機械をそのままにしていると、固定資産税をいつまでも支払い続けなければなりません。
さらに、大型の機材は場所を取ってしまうため、プラント内の有効活用できるスペースも縮小してしまいます。
古くなったスクリューフィーダーの処分にお困りなら、まずは芝工業までお気軽にご相談ください。
自社で一貫して作業を行えるため外注費がかからず、買い取りのコストを最小限に抑えられます。
より多くの金額をお支払いできるのが、ワンストップを貫く当社の強みです。
また、当社には多くの設備解体工事や中古機械買い取りを取り扱ってきた確かなノウハウがあります。
解体工事の専門家が在籍しているため、どんな状況下においても安全かつ品質の高いサービスをご提供いたします。
中古機械の処分にあたって、お見積りは無料ですので、お気軽にお声がけいただければと思います。
■【まとめ】よりローコストで、ライン変更時などにスクリューフィーダーを処分するために
ライン変更に伴うスクリューフィーダーの入れ替え、故障したスクリューフィーダーの処分などをお考えなら、工業機械の処分に対応している業者に問い合わせてみましょう。
専門業者の中には、工業機械の引き取りに対応しているところもあります。
不要なスクリューフィーダーを買い取ってもらうことができれば、よりローコストでライン変更などの対処が行えます。
関東地方や静岡エリアでスクリューフィーダーの処分をお考えなら、まずは芝工業までぜひご相談ください。