皆さん、こんにちは。
関東周辺で中古機械の買取を行っている株式会社芝工業です。
化学工場などでは火気厳禁の場所も多く、プラントの解体や機械の処分などに困っていることはないでしょうか。
中古の機械をどうすればいいかわからない、捨てるのはもったいないと感じているなら、ぜひ買取に出しましょう。
本記事では、集塵機について詳しく解説しています。
芝工業では集塵機の解体や買取も行っているので、もし集塵機の処分に困ったときにはお任せください。
安全性を重視しているため、安心して任せて頂くことができますよ。
まずは集塵機について機能や種類などを詳しく把握しておきましょう。
■集塵機とは?
空気中に待っている粉塵などを、気体から分離して吸い込むことができる機械です。
食品の製造現場や化学工場内では、微細な粉が空気中に舞ってしまうと支障が出る場合があります。
これは製品にとって良くないだけでなく、空気中に待っている粉の中には人が吸い込むことも推奨できない場合があります。
そういったときに、集塵機を使うことで、空気中の粉を分離し、粉だけを集めることができます。
粉塵を集める際には空気も多く吸い込み、きれいな空気を吐き出してくれるため、安心です。
原理としては掃除機と変わりありません。
製品からの異物除去として使われる場合もあるほど、吸引力に優れています。
■集塵機と掃除機の違い
そもそも掃除機と集塵機では、利用する場所や吸い込むゴミなどに違いがあります。
掃除機は、目の粗いゴミを吸い取ることができます。
その時目についたゴミを吸い取る、という使い方なので、長時間の稼働は想定されていません。
そのため、長く連続稼働をしてしまうと、動かなくなってしまうこともあります。
一方で集塵機は、空気中の粉塵などを吸い込むことができる機械であり、多くの空気と一緒に粉塵を吸い込むことを目的としています。
そのため、掃除機のようにヘッドやホースがついているわけではなく、本体のみの販売となっています。
なぜなら、「そこに落ちているゴミ」を吸い取る掃除機とは違って空気ごと吸い込む集塵機は、必要とするホースの長さや太さ、ゴミを吸い取りたい空間大きさが企業によってバラバラなためです。
事前にホースやヘッドを付けておくと、使い勝手が悪くなってしまうでしょう。
その他、集塵機は工場などに置かれていて一般家庭にはほぼなく、常に稼働していなくてはならないため、短時間でスイッチを点けたり切ったりしてしまうと良くありません。
掃除機と集塵機には、使う頻度や利用目的などに大きな違いがあります。
・集塵機と掃除機の特徴
掃除機:大きなゴミを吸い込むというものです。
そのため、集塵機のように空気中に漂う粉塵のような細かなゴミを吸い込むのには、向いていません。
吸い込むゴミが大きいため、圧力も強く空気をあまり吸い込まない点も特徴といえるでしょう。また、ホースが細く、吸い込むゴミは大きめのため、目詰まりを起こしやすいので使うときには注意が必要です。
また、家庭で使うことが多い掃除機は、さまざまなデザインや容量、昨日のものが販売されていて、ラインナップが豊富なところも特徴といえるでしょう。
集塵機:工場などで使うことが多く、大型の業務用タイプが存在します。
金属でできている場合も多く、重たく頑丈に作られているのが特徴です。
そのため、耐久性も高く、工場で使用するのに向いている作りです。
舞い上がっている粉塵を効率よく吸い込むために、風量が強いものが多くあります。
何より、水を吸い込むことができるというのが、掃除機との大きな違いであり、集塵機の特徴といえるでしょう。
掃除機は多くの水を吸い込んでしまうと、壊れてしまいます。
容量が多く工場などでは使い勝手が良いですが、家庭での使用は向いていません。
デザインもラインナップも選ぶほどあるわけではないため、デザインよりは目的に合わせて選ぶようにしましょう。
■集塵機の種類
集塵機と一口に言っても、実際には4種類ほどあります。
他の分け方もありますが、ここでは下記の四種類に分けてご説明いたします。
「重力集塵機・慣性力集塵機・遠心力(サイクロン)集塵機」
「湿式集塵機」
「ろ過集塵機」
「電気集塵機」
それぞれ特徴や集塵方法に違いがあり、目的に合わせて選ぶ必要があります。
集塵機の種類ごとに、特徴などを詳しく見ていきましょう。
・集塵機の種類①:重力集塵機・慣性力集塵機・遠心力(サイクロン)集塵機
これらは名前が違うため、一見違う種類の集塵機にも見えます。
しかし、実際のところは全て前置き集塵機と呼ばれている集塵機で、その粉塵の集め方は割と大雑把といえるでしょう。
重力集塵機は、重力で粉塵を沈降させて集塵する方法で、空気はそのまま流れています。
ダクトの途中に重力で沈降させるための部屋が設けられます。
慣性力集塵機は重力集塵機に衝突板を用いる機械であり、遠心力(サイクロン)集塵機は、空気ごと円を描くように吸引します。
それぞれ、洗い粉塵を集めることを目的としていて、ごく細かい粉塵を集められる高性能な集塵機とは少し違っています。
その分メンテナンスにそこまで費用がかかるわけではなく、管理も容易です。
・集塵機の種類②:湿式集塵機
湿式集塵機は、水の中を粉塵を含んだ空気が通過することによって、空気と粉塵を分けることができます。
その他、水に限らず液体を空気中に吹きかけることで、集塵することもできます。
ただし、排水処理が必要であり、定期的に排水するとなると忘れてしまうことも考えられます。
当番などを決めて、きちんと忘れずに排水処理することが重要です。
設備点検やメンテナンス費用が必要になります。
・集塵機の種類③:ろ過集塵機
その名の通り、フィルタでろ過をして集塵するという装置です。
局所に配置することができるのが特徴で、ごく細かい粉塵さえも吸収することができる点がポイントです。
他の集塵機より細かい粉塵が拾えるのも、大きなポイントとなるでしょう。
フィルタの性能によってろ過集塵機の質が決まってしまうほど、フィルタが重要です。
設備費とメンテナンス代はかかるものの、それだけの価値がある集塵機といえるでしょう。
・集塵機の種類④ 電気集塵機
電気集塵機は、高性能の機械であり、高電圧を掛けた電極間を活用することでコロナ放電を利用することができ、帯電させるのが特徴です。
微粒子を静電引力によって引き寄せ、集塵します。
高性能の割には、圧力損失が小さい点がポイントです。
局所排気装置としての利用も可能ですが、設備費とメンテナンス費用がかかります。
■不要になった集塵機やその他機械、芝工業が買い取ります!
芝工業では、解体撤去から機械の買取まですべて可能です。
神奈川県茅ケ崎市を中心に茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、静岡県などで対応しております。
関東圏で集塵機やその他の機械が必要なくなったから処分したい、といった場合には、ぜひお任せください。
特に化学物質を扱っている工場などで火気厳禁の場所であっても、引火や爆発のリスクを極力抑えて安全対策を徹底して行うことで、施工中もお客様に安心していただけるよう留意してまいりました。
大きな機械だけでなく小さな機械の買取もできるため、「本当に買い取ってくれるの?」というような機械であっても、まずは一度ご相談ください。
詳しくは、下記の弊社買取ページをご覧ください。
■まとめ
設備の解体や取り外しから解体まで、一貫してすべて弊社で行うことができます。
そのため、さまざまな場所に依頼するよりも説明する手間が省けるうえ、コストも低く抑えられる点がポイントです。
化学工場で必要なくなった機械を処分しよう、となったときに。
火気厳禁であるためなかなか処分業者が決まらない、ということもあるでしょう。
そういった時には、芝工業へお任せください。
徹底した安全管理で、どのような場所であっても解体作業と機械の買い取りに伺います。
まずは一度お気軽にお問い合わせください。